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自分の不眠タイプをセルフチェックできる

眠い男性

日本人は不眠症に悩む人がとても多く、全体の20%ほどが睡眠を十分に取れていない状態だといわれています。
眠りに問題があるとは言っても、それが時々起こることで体調等に支障をきたさない場合には不眠症とはいいません。
週に3回以上かつ3カ月以上続いていて日中の活動にも支障をきたし始めたら何らかの対策を講じなければなりません。
自分で不眠症かもしれないと考える時、不眠のタイプをセルフチェックする方法がありますので、病院に行く前にまずは確認してみることが大切です。

不眠のタイプは主に4つに分けることができます。

  • 寝つきが悪くて、布団に入ってから1~2時間は眠りにつけない入眠困難タイプ
  • 夜中に目が覚めてしまったり、何度も目を覚ましてその後の再入眠が困難である中途覚醒タイプ
  • 起きなければならない時間よりも早く目が覚めてしまい、再び寝入ることができない、熟眠できないと感じる早朝覚醒タイプ
  • 時間は足りているはずなのに睡眠不足を強く感じて日中に眠くなる熟眠障害タイプ

入眠困難は寝室の照明や温度、音等の環境が要因になっていることも多く、身体的な不調がある場合も起こりやすくなります。
また、何か不安や心配なことを抱えている人にもよく見られます。
中途覚醒も精神的な影響が要因になることがあり、他には加齢による眠りの浅さやカフェインの摂り過ぎが関係しているケースもあります。

早朝覚醒は高齢者に多く見られるのですが、歳を取ると睡眠のリズムに変化が生じて早朝に目が覚めてしまうことが増えます。
これは生理現象の一種として捉えられています。
熟眠障害は眠りが浅くて何らかの要因によって睡眠が中断されることが関係していますが、要因を特定するのが難しいケースも多々あります。
これらの不眠のタイプで共通していえるのが、自律神経の乱れが関係している症状が多いという点です。
自律神経が乱れて自律神経失調症を患うと睡眠に様々な影響が出ます。

自律神経失調症かもと思ったら病院へ

セルフチェックで不眠のタイプを調べてみて大体の予想ができたら対処法が分かるケースもあります。
しかし、行うべき対処法が明らかでなく、自律神経失調症の症状が強く疑われる時には病院を受診する必要があります。
悪化すると治るのが遅くなりますし、日中の活動に影響が出て学校や職場で失敗をしてしまう可能性も高くなります。
身体的に辛さを感じる人も多いので、医療の力を頼ることは重要です。

睡眠薬には処方薬だけでなく市販薬もありますが、含まれる成分や得られる働きに違いがありますので、同じような作用が得られると考えてはいけません。
市販薬は個々の症状や状態に合わせた処方にはなっていませんので、一時的な寝付きが悪いとか眠りが浅い等といった軽い症状を改善させるのに向いていて、慢性的な不眠症には効果的なアプローチが行えない可能性もあります。

処方薬なら医師によって症状の特徴や頻度に応じて処方してもらえますので、個々の症状にピッタリの薬が入手できます。
選び方は不眠のタイプに合わせてちょうど良い時間だけ作用する薬にするのが基本であり、中途覚醒や早朝覚醒には、長い時間作用が続くタイプが良いとされています。
夜横になってから長時間寝入ることができない人には短時間作用型が効果的であり、即効性があって起床後までは残りにくい性質を持ちます。

薬の効きが悪い時や、逆に効き過ぎて日中に眠気が出たりフラフラしてしまう時等は医師に相談して処方量を調節してもらう必要があります。
勝手に量を調節することで思わぬ事故が起こる可能性もありますので、変更したい時には必ず受診して現在の状況を詳しく説明しながらより良い治療が受けられるように相談するようにします。